獣医師はさまざまな場所で活躍していますが、その代表的な仕事場である「動物病院」と「動物園」で働く獣医師の1日がどんなものか紹介してみたいと思います。
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■8時10分 出勤
出勤したらすぐ白衣を身にまといます。動物の体調によっては、前日から泊まり込みという日もありますよ。
■8時30分 勤務スタート
入院している動物に薬を投与したり、注射したり、動物達の朝食の準備をします。少しずつ、動物看護師など他のスタッフも出勤してきます。
■8時50分 朝のミーティング
本日の予定や業務の手順を、動物看護師や事務受付員などのスタッフ全員で確認します。予約されている外来や手術、検査についてもしっかりと確認し、問題なく業務がスムーズに進むよう入念にミーティングします。
■9時00分 診察開始(午前)
予約外来の診察はじまります。患者が次々とやってきます、休む間もなく診療をし、必要に応じて検査点滴や超音波検査などをおこなっていきます。動物看護師さん、事務受付の方へもどんどん指示をだし、的確かつスピーディーに診察をすすめていきますよ。
■13時00分 午前中の診察終了
午後の診察が始まるまでの間に検査・手術などを行います。手術内容や、処置方法、手術方法を確認して、看護師と息をあわせて、進めていきます。
■15時30分 昼食
だいたいいつも遅い昼食です。診察が長引いたり、手術が長引くと特に遅くなりますから、短い時間でササッとすませることも多いですね。
■16字30分 診察開始(午後)
午前と同じく、さまざまな病気やケガを抱えた動物と飼い主がやってきます。素早く、かつ患者さんを不安にしないように丁寧な対応を心がけます。
■19時30分 診察終了
最後の患者の診察が終わるのは、19時30分です。ただ、外来の受付終了時間よりだいぶ遅くなることもあります。
■20時00分 夜間手術
重度の症状がある動物の場合、診察終了後に手術や検査を行わなければならないこともあります。
■21時00分 外来症例会議
今日、外来した動物たちの症例についてミーティングをして、看護師などスタッフと意見と情報を共有するこようにします。
■22時00分 終了
勤務終了です。宿直の医師がいる場合には、引継ぎをちゃんとしておきます。
■7時40分 出勤
前日宿直していた獣医師から引継ぎをうける。口頭で、記録でともに確認し、漏れのないよう現状を把握することにつとめる。
■8時00分 園内をチェック
動物園の中をまわって動物達の様子に異常がないか確認してまわる。特に治療中の動物の景気状態には注意を払って検査します。
■8時30分 全員ミーティング
今日一日の流れを全員で確認していく。イベントなどについては特に全員の意思疎通を図ります。
■9時00分 清掃業務と動物達のチェックを実施
動物達のエサの食べ方、糞の状態を見逃さないように確認していく、と同時にそれらの食べ残しや糞などをきれいに清掃していく。
それらは動物の体調を知るうえでとても重要な要素だから、日々注意深く行っていきます。
この作業は昼間で続きますが、動物と触れ合える時間でもあり、充実した時間です。
10時には動物園は開園されますね。
■12時00分 昼食
基本的にはスタッフ全員で昼食です。昼食中は動物だけでなく、家のことや友達のことなどいろんなことを話してリラックスします。
■13時00分 動物達のチェック
午前中とどうように、動物とその周辺環境を見て回り、観察したり、餌をあげたり、そして掃除してあげたりします。夜に向けて寝室のチェックなどもこの時間に行います。
■16時00分 動物園の閉園
動物園のお客さんに帰っていただいたら、それぞれの動物を夜の寝場所に誘導し収容します。収容後には当日の動物の状態をレポートにまとめ、宿直の獣医師への引継ぎを準備します。また、エサに関することなど事務的な仕事をするのもこの時間です。
■17時00 終了
基本的にはここで1日の仕事をは終了します。ただし、動物達の体調によっては、時間が過ぎても動物の様子を見続けなければならないこともありますね。生き物を相手にするお仕事ですから臨機応変な対応がもとめられます。
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